クローブはスパイスの中で最も香りが強く、優れた抗菌作用を持つスパイスです。
昔から多くの国や文化で薬用植物として重宝されてきました。
その独特の香りと風味で料理にアクセントを加えるだけではなく、「健康」と「美容」に多くの効果を発揮する驚異のスパイスなのです。
今回は、クローブがもたらす驚きの「7つの健康効果✖7つの美容効果」について詳しく説明します。
毎日無理なく楽しく続けられるコツや方法もわかります!
(お急ぎの方は目次★印からどうぞ!)
[目次]
もくじ
クローブとは
クローブ(学名:Syzygium aromaticum)
★フトモモ科の常緑樹から得られるスパイス(熱帯・亜熱帯地方で高さ4m~7mにまで生長)
★開花前のつぼみを乾燥させて使う珍しいスパイスです。
★蕾は開花直前(淡くピンク色を帯びる頃)が最も香りが強くなるのでこの時期に採取。
⇒ちょっとでも開花すると一気に香りが弱まってしまいます!
また、花が咲くのは高所なため、手作業で手間ひまをかけて収穫する必要があるためクローブは大変高価なスパイス。
★世界4大スパイスの一つ。(他の3つはシナモン、ナツメグ、ペッパー)
「スパイスの宝庫」や「スパイス諸島」なんて呼ばれたりします!
いつか行ってみたい!
こぼれ話
クローブは、その香りの高さから「スパイスの王様」の異名も持ってるんです!
(しかし、「コショウ」もスパイスの王様を名乗ってるので、一体どっちや!状態ではあります。)
名前の由来
フランス語で「釘」を意味するクルウ(clou)と呼ばれてます。
なぜならカタチが釘に似てるから!
(最もよく耳にする英名の「CLOVE」もこれを語源としています。)
中国では丁香(ちょうこう)と呼ばれ、こちらも釘と同じ発音の「ヂィン」
☞「丁」という文字自体が釘の形を意味するので釘にちなんだ名前と言えます。
東洋と西洋、遠く離れているのに名前の由来が同じなのは面白いですね!
クローブの特徴
香り
★バニラのような甘く強い独特な芳香を持つ一方で、味は舌が痺れる刺激的な味わい味が特徴。
★数あるスパイスの中でも最も強いとされる「香り」を持つクローブ。
別名である「百里香」とは遠い距離⇒百里(=392.7Km)離れていても香りがする!と言われるほど強い香りから名付けられました。
★香り成分で代表的なものが「オイゲノール」という物質で油脂の酸化防止や防腐作用があります。
オイゲノール☞
高い抗酸化作用によって
老化や動脈硬化を防ぎ、消化を促進して胃腸を整えてくれたり吐き気を抑えてくれる働きがあります。働き者!
主な使用法とポイント
料理
甘くて濃厚な風味が肉料理との相性バツグン!肉の臭みを抑えてくれます。
●パウダーをハンバーグやミートボールの生地に練りこんでスパイシーな風味をプラス!また、ホールクローブをかたまりの豚肉やハムに挿して豪快にロースト!
イギリスでは蜂蜜やフルーツを使った甘いソースをかけて食べるのが一般的です。
●西洋料理ではポトフやビーフシチュー、シチュー、スープやマリネにも
●中華では豚の角煮を作る時に活躍
●インド料理では肉を使ったカレーの風味付けに使われることが多い
(またカレー作りに欠かせないミックススパイス「ガラムマサラ」の主原料でもあります)
ホールクローブの使い方のコツ
シチューやカレーなどにホールのクローブを使う際には野菜に十字に切れ込みを入れて、そこに釘みたいに刺すと調理したあと取り除きやすくなります!
香りも強いが味も強い!舌が痺れる刺激味!
使う量には注意が必要。ポトフや煮込みなどで使う際は3~4本で十分ですよ!
デザートや焼き菓子
クッキーやケーキに使用されることが多く、クリスマスシーズンに大活躍!
●クローブパウダーを生地に練りこんで焼き上げます。
●特に、バニラを使った焼き菓子の生地に混ぜて焼き上げる事で、お互いの香りを引き立てあってより一層美味しくなるのでオススメです。
●また、フルーツとも相性がいいのでコンポートや焼きリンゴにも。
見た目もなかなか可愛いです。
ドリンク
インドのマサラチャイ、西洋のホットワインなどドリンクにも。
●簡単に取り入れたいときは☞お好みの紅茶にパウダーを一振りするだけ!
いつもの紅茶に風味がプラスされてワンランクグレードアップします。
コーヒーに入れても◎です!
おいしい!レシピ集
クローブ香るコクうまビーフシチュー
クローブの香りがアクセント!寒い季節に嬉しい逸品です!!
【材料】( 4人分)
- 牛肉(シチュー用):500g
- 玉ねぎ:1個(みじん切り)
- にんじん:2本(乱切り)
- ジャガイモ:2個(乱切り)
- トマトペースト:大さじ2
- ビーフブロス:500ml
- 赤ワイン:200ml
- クローブ:5粒
- ローリエ:1枚
- 塩:適量
- コショウ:適量
- オリーブオイル:大さじ2
【作り方】
1. 大きな鍋にオリーブオイルを熱し、牛肉を焼き色がつくまで炒めます。
焼色付きましたら肉を取り出して、別皿に移します。
2. 同じ鍋に玉ねぎを入れて色が透明になるまで炒めます。
玉ねぎ炒まったら、にんじんとジャガイモを加えてさらに炒めます。
3. トマトペーストを加えて全体になじませます。
次にビーフブロスと赤ワインを注ぎます。
4. クローブとローリエを加え、牛肉を鍋に戻して塩とコショウで味を調えます。
5. 鍋に蓋をして弱火で1.5~2時間煮込みます。
肉が柔らかくなり、野菜が煮えるまでじーっくりコトコト煮込みます。
6. クローブとローリエを取り除き完成!
温かいうちにお召し上がりください!
クローブとオレンジのホットワイン
クリスマスにピッタリなホットワイン!クローブとオレンジの香り身も心も温まります。
【材料】( 4人分)
- 赤ワイン:750ml
- オレンジ:1個(薄切り)
- レモン:1個(薄切り)
- シナモンスティック:2本
- クローブ:10粒
- 砂糖:大さじ2
・水: 100ml
【作り方】
1. 大きめの鍋に赤ワイン、水、オレンジ、レモン、シナモンスティック、クローブを入れます。
2. 砂糖を加え、中火で加熱します。煮立たせないように注意しながら、約10分間加熱します。
3.クローブを取り除き、マグカップに注いで温かいうちにお召し上がりください。
いい香りに包まれてぽかぽかリラックス!
クローブ風味のキャロットケーキ
クローブの風味がキャロットケーキにベストマッチ!ティータイムのお供に最適。
【材料】( 8人分):
・小麦粉: 200g
- ベーキングパウダー:小さじ1
- ベーキングソーダ:小さじ1/2
- 塩:小さじ1/2
- シナモン:小さじ1
- クローブ(粉末):小さじ1/4
-卵: 2
- 砂糖:150g
・植物油: 120ml
- バニラエッセンス:小さじ1
- にんじん(すりおろし):200g
- くるみ(刻んだもの):100g
【作り方】
1. オーブンを180℃に予熱します。ケーキ型に油を塗り、粉をふります。
2. ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩、シナモン、クローブを混ぜ合わせます。
3. 別のボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて泡立て器で混ぜます。さらに植物油とバニラエッセンスを加えてよく混ぜます。
4. 3にすりおろしたにんじんとくるみを加え、混ぜ合わせます。
5. 4に乾いた材料を少しずつ加え、さっくりと混ぜ合わせます。
6. 生地をケーキ型に流し込み、オーブンで約40~45分焼きます。竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。
7. ケーキを冷ましてから型から取り出し、お好みでアイシングをかけてお召し上がりください。
★クローブホールは1回の使用量が多くないので、こちら1つあればだいぶ長持ちします。
★気密性が高い瓶タイプなので香りや品質が保ちやすい!量も絶妙で使いやすいです。
★7つの健康効果
近年の研究により、クローブのさまざまな健康効果が明らかになっています。
それでは驚くべき健康効果を順番にご説明していきます!
1.抗酸性化効果
クローブには強力な抗酸化物質が豊富に含まれています。
抗酸化物質は体内のフリーラジカル(※注1)を中和し、細胞のダメージを防いでくれます。
これにより、老化の進行を遅らせ、慢性疾患のリスクを減少させる効果があります。
(※注1)フリーラジカルとは活性酸素のことで、増えすぎると人の身体を酸化させ錆びさせ、免疫力が下がるため、がんなど様々な病気を引き起こす一因となります。
2. 抗菌・抗ウイルス作用
細菌や真菌に対する強力な抗菌・抗ウイルス作用を持っていて、感染症の予防や治療に利用されてます。
クローブティーを利用することで、口内炎や喉の痛み、風邪の症状などを緩和することもできます。
また、歯の健康にも良く、口臭予防にも役立ちます。
ちなみにクローブの香り成分である「オイゲノール」は歯医者さんでは、「ユージノール」と呼ばれていて、強い鎮痛作用があり、歯痛の緩和や歯肉炎などの治療に用いられてきました。
(たしかにクローブのにおい嗅ぐと思わず歯医者さん思い出しちゃいますね。)
3.消化促進
消化器系のサポーㇳにも効果的。
消化を促進し、ガスや満腹感を軽減する効果があります。
食後にクローブティーを飲むと、消化不良を予防でき、胃の調子を整えることができます。
4.抗炎症作用
強力な抗炎症作用があり、関節炎や筋肉痛、慢性炎症疾患の症状緩和に役立ちます。
クローブオイル使ってマッサージすることで、炎症を和らげて痛みを軽減することができます。
5. 血糖値の調整
インスリンの働きをサポートしてくれるので血糖値の調整にも有用です。
糖尿病患者や血糖値が気になる人にとって、クローブは食事中や食後の血糖値の急上昇を抑える助けとなってくれます。
クローブティーをせっせと毎日飲むことで、血糖値の管理がしやすくなります。
6. 免疫力の強化
ビタミンCをはじめ、抗酸化物質が多く含まれており、免疫力を強化してくれます。
日常的にクローブを摂取することで、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力が高まります。
7. 心臓の健康
血圧を下げ、コレステロール値を改善する効果があります。
心血管系の健康を維持し、心臓病のリスクを低減することも期待できます。
こぼれ話
鎮痛・抗菌作用に優れていて歯科でも歯痛や局所麻酔にも使われることから「歯医者さんのハーブ」なんて呼ばれたりもします。
過剰摂取は肝臓に負担をかける可能性があるため、適量を心がけるようにしてください!
(1日小さじ1杯程度までを目処に)
★7つの美容効果
美容においても多くの効果を発揮する優れたスパイス、クローブ。
その強力な抗酸化作用や抗菌作用、抗炎症作用などが、「肌」や「髪」の健康をサポートしてくれます!
1. 抗酸化作用によるエイジングケア
クローブには高い抗酸化作用があり、フリーラジカルによる肌のダメージを防ぐことができます。これにより、シワやたるみ、老化の兆候を減少させる効果が期待できます。クローブエキスを含むスキンケア製品を使用することで、肌の若々しさを保つ手助けとなります。
2. 抗菌作用で肌トラブルを予防
クローブには強力な抗菌作用があり、ニキビや吹き出物の原因となる細菌の繁殖を抑えることができます。クローブオイルを少量使用して患部に塗布することで、肌トラブルを予防し、既存のニキビの治癒を促進します。
3. 抗炎症作用で肌の炎症を軽減
クローブの抗炎症作用は、赤みや腫れを抑え、肌の炎症を軽減するのに役立ちます。クローブオイルをキャリアオイルで希釈し、炎症のある箇所に優しくマッサージすることで、肌の状態を改善します。
4. 美白効果
クローブには肌のトーンを均一にし、シミやくすみを減少させる効果があります。クローブを含むフェイスマスクやスキンケア製品を使用することで、明るく透明感のある肌を手に入れることができます。
5. 髪の健康促進
クローブは頭皮の健康を促進し、髪の成長をサポートする効果があります。クローブオイルを頭皮にマッサージすることで、血行が促進され、髪の毛の健康が向上します。また、抗菌作用によりフケやかゆみを防ぐことができます。
6. 引き締め効果
クローブには肌を引き締める効果があり、毛穴の目立ちを減少させるのに役立ちます。クローブを含むトナーやフェイスマスクを使用することで、肌のキメを整え、引き締まった印象を与えます。
7. 血行促進
クローブは血行を促進する効果があり、肌の代謝を活性化します。これにより、肌のターンオーバーが正常化し、健康的な肌を維持することができます。クローブオイルを含むマッサージオイルを使用することで、血行促進効果を最大限に活かすことができます。
★効果的な使い方とオススメアイテム
【クローブオイル】
クローブオイルは美容効果を最大限に活かすのにお手軽で取り入れやすいです。
優れた抗菌・消毒作用を持つことから、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの改善や予防に効果的!
●キャリアオイル(例えば、ホホバオイルやココナッツオイル)で希釈して使用することで、肌や髪に直接塗布することができます。(週に1~2回の使用がおすすめです。)
●マッサージオイルやアロマテラピーとしても使用可能!
しかし「精油」は高濃度のため刺激が強すぎるため、そのままでのオイルマッサージには不向きです。必ずキャリアオイルで薄めて使用しましょう!(肌に直接塗布する場合は0.25%以下に希釈が必要!)
●抗菌作用で水虫などの予防改善にも効果的!
●クローブの強い香りを虫が嫌うため虫除けにも効果的!
【クローブティー】
クローブティーを飲むことで、身体の内側からの美容効果も期待できます。
抗酸化作用や抗炎症作用を全身に行き渡らせることで、肌や髪の健康をサポートします。
お湯にクローブを数粒入れて煮出し、蜂蜜やレモンなどを加えて飲むのもオススメです!
DIYフェイスマスク
クローブパウダーをヨーグルトやハチミツと混ぜて、自家製のフェイスマスクを作ることもできます。
10~15分間肌に塗布してから洗い流すことで、肌の明るさと引き締め効果を実感できます。
★有機オーガニッククローブパウダータイプ
注意点
クローブは強力な成分を含んでいるため、敏感肌の方やアレルギーがある方は注意が必要です。
(初めて使用する場合は、パッチテストを行い、肌に異常がないか確認してからご使用を!)
また、クローブオイルを使用する際は、必ずキャリアオイルで希釈することをお忘れなく!
豊富な美容効果を活かして、肌や髪の健康を維持し、身体の美しさを保ってくれるクローブ。
ぜひ日常生活に取り入れて、健康的で美しい肌と髪を手に入れましょう!
歴史
クローブの歴史はとても古く、紀元前200年には中国で使用されていたという記録があります。
インド、ヨーロッパでは口腔清涼剤や胃腸薬、殺菌や消毒などに用いられ、重要な役割を果たしていました。
冒険家マゼランが探し求めた幻のスパイス
中世ヨーロッパにおいてクローブは非常に高価で貴重なスパイスとされいて、「富と権力の象徴」!でもありました。
中国商人によって「絹」などとともにスリランカ経由でもたらされ、6〜7世紀ごろに貴族の間で珍重されました。
その後も、中国商人はクローブの原産地を隠したまま貿易を続けて利益を独占していたのですが、「大航海時代」に入り、原産地が明らかになるとスペイン王がポルトガルの冒険家である「マゼラン」と「セラーノ」へ未知の航路である西回り航路による香辛料諸島の探索を命じました。
1520年マゼランとセラーノの一行は「マゼラン海峡」を発見し太平洋横断に成功。
この航海によってマゼランはフィリピンのセブ島にて戦死という非業の死を遂げてしまうのですが、残された船団は苦難の末に香辛料諸島(モルッカ諸島)に到着し、出航からなんと3年もかけてスペインへクローブを持ち帰ることに成功しました。
このとき持ち帰った「クローブ」「シナモン」「ナツメグ(メース)」などのスパイスはスペインに莫大な利益をもたらす事になりました。
一方、スペインの交易で賑わっていたアラビア、ベネチア、ペルシャの街は衰退の一途をたどる事に。
祭事や政事にも
中国の漢の時代では、宮廷の官史が天子に政事(まつりごと)を奉上するときは1本のクローブを口に含み、吐息を清める香薬として用いていたそう。
他にもクローブやシナモンを寺院や教会で火にくべ、空気を清める香煙としても用いられていました。
日本では
8世紀にペッパーやシナモンとともに正倉院の御物に奉納されています。
フルーツポマンダー
昔西洋で魔除けにも使われていたポマンダー。
クローブをレモンやオレンジに挿し、シナモンパウダーを振りかけて乾燥させた匂い玉のこと。
現代では「幸運を運んできてくれる」お守りとして親しまれています。
室内やトイレなど自然の芳香剤に!
殺菌効果・抗菌効果により害虫よけにも効果バツグン!作り方も簡単ですごくいい香りです。
ただしオイゲノールには刺激性があり、イヌ・ネコなどにとっては有害ですのでペットを飼われている方は注意が必要です。
【シナモン】についての記事もご参考にどうぞ!
お菓子や飲み物、料理からクラフトまで実に幅広く使われるスパイス【シナモン】 4大スパイスと呼ばれる基本のスパイスの一つです。 身近なスパイスのシナモンですが、実は古くから漢方としても用いられ「美容」や ...美容・若返りに効果あり!香り高き神秘のスパイス!【シナモン】
おわりに
圧倒的な香りと抗菌効果をもつ「クローブ」いかがでしたでしょうか?
料理やドリンクはもちろん、アロマセラピーから歯医者さんまでと実に幅広く活躍しているスパイスです。
その中でも注目すべきは「健康・美容に対する多くの効果」!
☆健康「抗酸化作用、抗菌作用、消化促進、抗炎症作用、血糖値調整、免疫力強化、心臓の健康維持」
☆美容「エイジングケア、肌トラブル改善、肌の炎症の軽減、美白効果、髪の健康促進、引き締め効果、結構促進」
さすが世界4大スパイス…!
日々の生活にうまく取り入れ「健康と美容」の充実したスパイスライフをお楽しみください!
(虫さんが苦手な方にもオススメ!ベランダにあるミニハーブ園でも効果絶賛発揮中です。併せてポマンダーもクラフト乾燥中です。いい香り!)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
参考文献
●成美堂出版「ハーブ・スパイスの辞典」,やまねこ舎,2013年
●株式会社主婦の友社「スパイス&ハーブの使いこなし辞典」,主婦の友社,2009年8月
●株式会社エンディング「はじめてのスパイス便利帖」株式会社ファミマ・ドット・コム,2014年12月