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【アブサン】緑の悪魔と呼ばれた幻の酒!芸術家を捉えて離さない魅惑の酒

更新日:

シーズー
シーズー
ねぇねぇ!!ねぇねぇ!!

『ピンクのかわいい子ブタ』のプーヤン!!

『緑の悪魔』、『美しき狂気』と呼ばれた

幻の酒!!知ってる!?(フフフ)


ええ!モチロン!知っていますよ!

『アブサン』ですね!!
プーヤン
プーヤン


シーズー
シーズー
…。


(あっ、やべっ…。しまった…!黙っちゃったよ…。)
プーヤン
プーヤン

…で、でも、あまりよく知らないんで、教えてほしいなぁあ!
(た、頼む…、機嫌を直してくれ…!)
プーヤン
プーヤン

シーズー
シーズー
…ききたい…?ほんと…?


シーズー
シーズー
もおぉ!しかたねぇなあぁ!特別だ!教えてあげるよ!(ニコニコ!)

(やれやれ。ホッ…。)
プーヤン
プーヤン


筆者紹介

レストラン&バーテン歴15年!『芸術家』って響き、かっこいいですよね。なりたいなぁあ。

幻の酒アブサン

アブサンとは

18世紀にスイスやフランスで生まれたハーブリキュールの一種。(もともと薬酒として発明。)

原料と由来

植物の『ニガヨモギ』を主原料に、アニシードなどの数多くのハーブが配合。

名前はニガヨモギの学術名である「アルテンシア・アブシューム」から名付けられたそうです。

ニガヨモギの花言葉は「不在」。

数々の異名

「緑の悪魔」「禁断の酒」「悪魔の酒」「美しき狂気」「伝説の酒」etc...

実に様々な異名を持つアブサン。(しかも全部なんか怖い!)

かの有名画家であるゴッホが『アブサンの魅力に取り憑かれてしまった』とまで言われるほどに中毒性のあるお酒として知られています。(ゴッホはズバリ『アブサン』という作品も残してます。)

アブサンは原料に含まれる成分に中毒性があるとして、1915年に製造及び販売が禁止となった幻のお酒です!(今は成分変えて販売してますよ。後述。)

【異名の原因!?ツヨンとは】

これらの怪奇な異名がついた原因は、原料であるニガヨモギに含まれる精油成分「ツヨン」。

この『ツヨン』は、「セージ」や「コリアンダー」などのハーブやスパイスにも含まれてます。

過剰に摂取することで幻覚や錯乱を引き起こすと言われてました。

(諸説あり、現在ではツヨンは身体には無害など様々な説が飛び交っております。)さすが伝説。

社会に対するアブサンの影響のデカさが懸念され、19世紀末以降、各国で製造・販売が禁止となり、20世紀の終わりにWHOが、ツヨンの使用する基準値を定めたことにより製造再開されました。

今ではヨーロッパ中心として再び世界中で親しまれ、銘柄の数は今では400種類以上にのぼっているといわれています。

虜な芸術家続出

安価で量産されたアブサンは愛飲者(中毒者)を爆発的に増やしました。 

そしてアブサンに非日常の感覚を求める多くの芸術家が多数虜に。

19世紀フランスの多くの画家や芸術家が魅了され、たくさんの作品の題材とされました。

ゴッホの他にはロートレック、詩人のヴェルレーヌが有名。

フランスの詩人ランボーは「美しき狂気」と呼んで愛飲。

画家のアルベール・メニャン作の『緑色のミューズ』はアブサン飲んで「緑色の妖精」が見えている男の姿を描いています。

あと有名なのはヴィクトルオリバの『アブサンを飲む男』。アブサンを飲む男のテーブルの上に緑色した女性が座ってる絵画。

アブサンにインスパイアされた実に様々な作品が生み出されている。

アブサンの始まり

始まりはスイスのヴェルト・トラ・ヴェルで作られたニガヨモギを原料にした薬。

それを医師「ピエール・オーディナーレ」が蒸留を応用して独自の処方を発案。製法を1797年に「アンリ・ルイ・ペルノー」に売却。 ペルノーが商品化!

味わい

ハーブの豊かな香りが感じられ、メンソールのような爽快な味!

(ハーブ由来の独特なクセと香りが強い為、好みがかなり分かれるリキュールです。)

でも、ハーブ好きには堪らない味ともいえます。

色は淡い緑色。水を加えると白濁する。

度数

アルコール度数はかなり高め。

低いもので40度あり、高いものになると70度を超すものまで!全体的に度数が高いものが一般的。

飲み方

ストレートで飲まれることも多いですが、いかんせん度数が高いため『水割り』や『炭酸orトニック割り』で飲まれるのがポピュラー!

今回は伝説の酒アブサンの伝統的な飲み方、「アブサン・ドリップ」をご紹介!

アブサンドリップ

アブサン・ドリップは、専用アイテムが必要!

それは穴の開いた「アブサンスプーン」。

レシピはいたってシンプル。(ちょっと変わった方法ですけど。)

★アブサンを注いだグラスの上に角砂糖1つのせたアブサンスプーンを置きます。

★その角砂糖の上から水を1滴ずつ垂らしていきます。ピチョン!
(アブサンに含まれるハーブ精油が水と反応し、白濁していく様が神秘的!)

この色の変化こそアブサン・ドリップの魅力です!

★そして角砂糖がほどよく溶けたらグラスに入れ軽くステア

★完成!

(上記のように角砂糖に染み込ませたアブサンに火をつけて、少ししてからミネラル・ウォーターをかけスプーンをひっくり返して角砂糖をグラスに落とし入れ、混ぜ飲む。なんて飲み方もあります。もしこれをやる際は十分に周囲に気をつけて行ってくださいね!)

アブサンと映画

伝説の酒、悪魔の酒、幻。

芸術家だけでなく様々な時代のアーティストたちに多大な影響とインスピレーションを与えてきた酒アブサン。

ドカベンで有名な水谷先生作の『あぶさん』もこのアブサンから取られているそうですね(^-^)

そして『人間失格』では『喪失感』の例えとしてアブサンが出てきたり…。

大好きな映画にもたくさん登場します!

ちょっと紹介していきますね。

『フロムヘル』

1888年にロンドンで起きた未解決事件、切り裂きジャックを題材にした映画。

ジョニーデップが風呂浸かりながら飲む。あの『アブサン・ドリップ』が堪能できますよ!

この映画が僕とアブサンの初めての邂逅です。『なんじゃこの酒!火ィついとる!凄そう!』と思いました。

『ムーランルージュ』

ラブストーリーミュージカル映画。大好きなユアン・マクレガーとニコールキッドマン主演。

あるシーンでみんなで飲んでます。(アブサンの妖精としてカイリーミノーグ登場!)

『太陽と月に背いて』

ディカプリオが詩人ランボー役。しっかりアブサン飲んでますよ。

『ライアー』

ティムロスが常に飲んでるのです。そうです。ティムロスです。

『ドラキュラ』

ずばりドラキュラ映画。ブラムストーカー原作のドラキュラを映画化したホラーファンタジー。

こちらも大好きなゲイリー・オールドマンとウィノナライダー主演。レストランで飲んでます。

 

『ヴァンへルシング』

ドラキュラつながり!ヒュー・ジャックマン主演のモンスターホラーアクション映画。

ヒュージャックマンが演じるヴァンヘルシングはアブさんボトル常備。かっこいい!

ドラキュラもオオカミ男もフランケンシュタインの怪物なんかも盛りだくさんのワクワク映画です。(関係ないですけど僕、ヒュージャックマンと同じ誕生日なのが唯一の自慢です。)

 

『インタビュー・ウィズ・バンパイア』

また吸血鬼ですか!…すいません。

トムクルーズ演じるバンパイアのレスタトが少年の血を飲むとき『アブさん飲ませたんか!』って聞くシーンが印象的。ブラッドピットなんかも出てます。あとクリスチャンスレーター!

上記【ヴァンパイア3作品】はU-NEXTにて観れますよ٩( 'ω' )وぜひ!

(※2022年4月12日現在)

まとめ

伝説お酒。

たくさんの芸術家やアーティストたちが魅了される理由が何と無く垣間見得ましたね。

お酒飲んでるとリラックスして思いがけないアイデアやインスピレーションが閃く!ってのは僕もありますが(大抵落ち着いてから改めたみると大したことないアイデアばっかなんですけどね…。)、やはり飲み過ぎは危険。(取り憑かれちゃ敵いませんもんね!)

上手にアブサン楽しんでみてくださいね!とても美味しいですよ。

!!【マリリン・マンソン】のアブサンなんての発見!ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄すげぇ!!(気になる)

 

【おまけ】

その他アブサンにまつわるエトセトラ!

★ペルノ・アブサン

アブサンの本家筋ブランドが2002年に復活させたものが「ペルノ・アブサン」。

禁止の原因となった「ニガヨモギ」の主成分である「ツヨン」の濃度をWHO基準に抑えつつ独特の風味を見事再現。かつての味にもっとも近い!

度数は68度。味わいはハーブ系独特の苦味があり、ややクセがある。

角砂糖を溶かして水を加えるのが伝統的な飲み方。水を加えると白濁する特徴あり。

パスティス

禁止されたアブサンの代替品として似せて造られた酒の事を指す。

定義としては「リコリスのほかにアニスやディルを使用しアルコール度数40度以上のもの」。

★ペルノ

1915年にアブサンの製造・販売が禁止されると、アブサンを販売していたペルノ社が禁止された成分なしの「ペルノ」を発表。

アニスなど15種類のハーブを使ってアブサンの味に近づけた。(しかし、EUの規定によるとパスティスではなく、アニス酒に分類される。)

度数は40度ほど。甘味は弱いが、クセがなくとても飲みやすい。

★リカール

リカールはポール・リカールが1932年にマルセイユで生み出したリキュール。

プロヴァンス産のスターアニスやリコリス、フェンネルなど96度の中性スピリッツに浸して造る。

マルセイユの夏の芳香酒」という謳い文句が大ヒット。欧州トップブランドへ。

度数45度。味わいは甘さ、香り、味わいが強く、ハーブ香もしっかり感じられる。

水に数滴垂らして飲む使い方もある。

そして1975年にペルノ社とリカール社は合弁会社設立。このジャンルの頂点となる。

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