
スパイス&ハーブは身体に嬉しい「健康と美容」効果がバツグン!
中でもクローブはスパイスの中で最も香りが強く、優れた抗菌作用を持つスパイスです。
(昔から多くの国や文化で薬用植物として重宝されてた歴史あるスパイス!)
独特の香りと風味で料理にアクセントを加えるだけでなく
「お肌や髪のトラブルにも効果抜群」なミラクルスパイス…!それがクローブ!
今回は、驚きの「7つの健康効果✖7つの美容効果」について解説します!
効果的な使い方から日常に取り入れやすい方法の紹介から、美味しいレシピや歴史小話まで盛りだくさんです!
筆者紹介
- エスビー食品公認資格『スパイス&ハーブ検定』1級ホルダー
- レストラン・バーで修行して15年
- クローブの虫除け作用、凄まじいです…!ベランダから虫が消えました☺️”
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クローブとは

クローブ(学名:Syzygium aromaticum)
★フトモモ科の常緑樹から得られるスパイス(熱帯・亜熱帯地方で高さ4m~7mにまで生長)
★開花前のつぼみを乾燥させて使う珍しいスパイスです。
★蕾は開花直前(淡くピンク色を帯びる頃)が最も香りが強くなるのでこの時期に採取。
⇒ちょっとでも開花すると一気に香りが弱まっちゃいます。
また、花が咲くのは高所なため、手作業で手間ひまをかけて収穫する必要があるためクローブは比較的高価なスパイスの一種でもあります。(スーパーなどで簡単に手に入りますのでご安心を。)
★世界4大スパイスの一つ。(他の3つはシナモン、ナツメグ、ペッパー)

豊富な種類のスパイスが採れることから
「スパイスの宝庫」「スパイス諸島」の異名も!
(いつか行ってみたい!)
【こぼれ話】
クローブは、その香りの高さから「百里香(ひゃくりこう)」とも呼ばれます!
百里離れていても、その香りの強さが分かる…とのこと。(だいたい400㌔)す、すごい。
●名前の由来
フランス語で「釘」を意味するクルウ(clou)と呼ばれてます。
なぜなら…カタチが釘に似てるから!
(最もよく耳にする英名の「CLOVE」もこれを語源としています。)
中国では丁香(ちょうこう)と呼ばれ、こちらも釘と同じ発音の「ヂィン」
☞「丁」という文字自体が釘の形を意味するので釘にちなんだ名前ですね。
東洋と西洋、遠く離れているのに名前の由来が同じなのは面白いですね!
まぁ見た目はたしかに間違いなく「釘」なんで納得です。
クローブの特徴
【香りと成分】
★バニラのような甘く強い独特な芳香を持つ一方で、味は舌が痺れる刺激的な味わい味が特徴。
★数あるスパイスの中でも最も強いとされる「香り」を持つクローブ。
別名である「百里香」とは遠い距離⇒百里(=392.7Km)離れていても香りがする!と言われるほど強い香りから名付けられました。
★香り成分で代表的なものが「オイゲノール」という物質で油脂の酸化防止や防腐作用があります。
オイゲノール☞
高い抗酸化作用によって
老化や動脈硬化を防ぎ、消化を促進して胃腸を整えてくれたり吐き気を抑えてくれる働きがあります。働き者!
保存時の注意!!
- クローブの持つ精油成分はとっても強力!
プラスチック容器保存だとプラ成分が溶けだしてしまう恐れがあります。ですので、保存時は「ガラス瓶」での保存を!
★7つの美容効果

美容において多くの効果を発揮するクローブ!
その強力な抗酸化作用や抗菌作用、抗炎症作用が、「肌」や「髪」の健康をサポートしてくれます!
1. 抗酸化作用によるエイジングケア
- 高い抗酸化作用がフリーラジカルによる肌のダメージを防いでくれます。
これにより、シワやたるみ、老化の兆候を減少させる効果が期待!
⇒クローブエキスを含むスキンケア製品を使用することで、肌の若々しさを保つ手助け!
2. 抗菌作用で肌トラブルを予防
- クローブの強力な抗菌作用は、ニキビや吹き出物の原因となる細菌の繁殖を抑えてくれる!
⇒クローブオイルを少量使用して患部に塗布することで、肌トラブルを予防し、既存のニキビの治癒を促進。
3. 抗炎症作用で肌の炎症を軽減
- 抗炎症作用は、赤みや腫れを抑え、肌の炎症を軽減するのにお役立ち。
⇒クローブオイルをキャリアオイルで希釈し、炎症のある箇所に優しくマッサージすることで、肌の状態を改善してくれます。
4. 美白効果
- 肌のトーンを均一に導いてくれると言われています!
シミやくすみが気になる方に注目されている成分です。
⇒クローブを含むフェイスマスクやスキンケア製品を使用することで、明るく透明感のある肌に!
5. 髪の健康促進
- 美肌と同じく、糖化反応や紫外線による髪のダメージを抑制する働きがあるため、ヘアケア用品として利用されており、頭皮の健康を促進し、強くコシのある髪の成長をサポートする効果!
⇒クローブオイルを頭皮にマッサージすることで、血行が促進され、髪の毛の健康が向上します。また、抗菌作用によりフケやかゆみを防ぐことができます。
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6. 引き締め効果
- クローブの抗菌作用は肌の汚れを落とし、肌を引き締める効果も。
毛穴の目立ちを減少させるのに役立ちます!
⇒クローブを含むトナーやフェイスマスクを使用することで、肌のキメを整え、引き締まった印象を与えます。
7. 血行促進
- クローブは血行を促進すると言われ、肌の代謝サポートが期待できます。
これにより、肌のターンオーバーを整える手助けになるとされています。
⇒クローブオイルを含むマッサージオイルを使うことで、血行促進をサポートする習慣に。
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★7つの健康効果

近年の研究により、クローブに秘められた多くの健康効果が明らかになっています。
1.抗酸性化効果
- クローブには強力な抗酸化物質が豊富に含まれています!
- 抗酸化物質は体内のフリーラジカル(※注1)を中和し、細胞のダメージを防ぐ効果あり。
これにより、老化の進行を遅らせ、慢性疾患のリスクを減少させる効果が期待できます。
(※注1)フリーラジカルとは活性酸素のこと。
増えすぎると人の身体を酸化させて錆びさせ、免疫力が下がってしまうため、がんなど様々な病気を引き起こす一因と考えられています。
2. 抗菌・抗ウイルス作用
- 細菌や真菌に対する強力な抗菌・抗ウイルス作用を持っています!
- 感染症の予防や治療にも利用されてます。
⇒クローブティーを飲むことで、口内炎や喉の痛み、風邪の症状などを緩和することもできます。また、歯の健康にも良く、口臭予防にも役立ちます。
※ちなみにクローブの香り成分である「オイゲノール」は歯医者さんでは、「ユージノール」と呼ばれていて、強い鎮痛作用があり、歯痛の緩和や歯肉炎などの治療に用いられてきました!
…わたしは夜中に歯が痛いくなった時、クローブかじってしのぎました。。不思議と和らぐ気がします。(ちゃんと次の日歯医者さんいきました。)
3.消化促進
- 消化器系のサポーㇳにも効果的!
消化を促進し、ガスや満腹感を軽減する効果が期待できます。
おすすめは食後のクローブティー!
⇒消化不良を予防でき、胃の調子を整えることが可能!お手軽。
4.抗炎症作用
- 強力な抗炎症作用があり、関節炎や筋肉痛、慢性炎症疾患の症状緩和にお役立ち!
⇒クローブオイル使って優しくマッサージすることで、炎症を和らげて痛みを軽減することができます。
5. 血糖値の調整
- クローブには、血糖値が気になる方の食習慣に取り入れやすいという研究報告もあります。
⇒食後にクローブティーを楽しむ方も。あくまで日々の食習慣の一部として、無理なく取り入れてみてくださいね。
※糖尿病等の治療中の方は、必ず医師にご相談の上でお楽しみください。
6. 免疫力の強化
- ビタミンCをはじめ、抗酸化物質が多く含まれており、免疫力を強化してくれます。
⇒日常的にクローブを摂取することで、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力が高まります。(歯が痛い時以外は直接かじるのはおすすめしません。苦くて辛いです…。)
7. 心臓の健康
- 血圧やコレステロールに関する研究報告もあるスパイスなんです!
⇒毎日の食事に取り入れることで、体をいたわる習慣のひとつになるかもしれません。
※特定の疾患の治療・予防を目的とするものではありません。
こぼれ話
鎮痛・抗菌作用に優れていて歯科でも歯痛や局所麻酔にも使われることから「歯医者さんのハーブ」なんて呼ばれたりもします。
この強い鎮痛作用は、歯痛の緩和などに歴史的に用いられてきました。(※現代の歯科治療の代わりになるものではありません)
過剰摂取は肝臓に負担をかける可能性があるため、適量を心がけるようにしてください!
(1日小さじ1~2杯程度までを目処に)
★効果的な使い方&オススメアイテム

【クローブオイル】
クローブオイルは美容効果を最大限に活かすのにお手軽で取り入れやすいです!
優れた抗菌・消毒作用を持つことから、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの改善や予防に効果的!
●キャリアオイル(例えば、ホホバオイルやココナッツオイル)で希釈して使用することで、肌や髪に直接塗布することができます。(週に1~2回の使用がおすすめです。)
●マッサージオイルやアロマテラピーとしても使用可能!
しかし使用には注意が必要です!
「精油」は高濃度のため刺激が強すぎるため、そのままでのオイルマッサージには不向きです。
必ずキャリアオイルで薄めて使用しましょう!(肌に直接塗布する場合は0.25%以下に希釈が必要!)
●抗菌作用で水虫などの予防改善にも効果的!
●クローブの強い香りを虫が嫌うため虫除けにも効果的!
\初めての方はまずこの1本から◎/
【クローブティー】
クローブティーを日常に取り入れることで、身体の内側からの美容効果も期待できます。
抗酸化作用や抗炎症作用を全身に行き渡らせることで、肌や髪の健康をサポートします。
お湯にクローブを数粒入れて煮出し、蜂蜜やレモンなどを加えて飲むのもオススメです!(お手軽!)
\手軽に試したい方はこちら!/
【DIYフェイスマスク】
クローブパウダーをヨーグルトやハチミツと混ぜて、自宅でカンタンにフェイスマスクを作ることもできます。
10~15分間肌に塗布してから洗い流すことで、肌の明るさと引き締め効果を実感できます。
★有機オーガニッククローブパウダータイプ
\お肌に直接使うなら、オーガニック規格のこちらが安心!/
注意点!!
- クローブは強力な成分を含んでいるため、敏感肌の方やアレルギーがある方は注意が必要です
(初めて使用する場合は、パッチテストを行い、肌に異常がないか確認してからご使用を!) - クローブオイルを使用する際は、必ずキャリアオイルで希釈することをお忘れなく!
豊富な美容効果を活かして、肌や髪の健康を維持し、身体の美しさを保ってくれるクローブ。
ぜひ日常生活に取り入れて、健康的で美しい肌と髪を手に入れましょう!
主な使用法とポイント

料理
甘くて濃厚な風味が肉料理との相性バツグン!肉の臭みを抑えてくれます。
- パウダーをハンバーグやミートボールの生地に練りこんでスパイシーな風味をプラス!
また、ホールクローブをかたまりの豚肉やハムに挿して豪快にロースト! - イギリスでは蜂蜜やフルーツを使った甘いソースをかけて食べるのが一般的です。
- 西洋料理ではポトフやビーフシチュー、シチュー、スープやマリネにも
- 中華では豚の角煮を作る時に活躍
- インド料理では肉を使ったカレーの風味付けに使われることが多い
(またカレー作りに欠かせないミックススパイス「ガラムマサラ」の主原料でもあります)
ホールクローブの使い方のコツ
☆シチューやカレーなどにホールのクローブを使う際には野菜に十字に切れ込みを入れて、そこに釘みたいに刺すと調理したあと取り除きやすくなります!
☆香りも強いが味も強い!舌が痺れる刺激味!
使う量には注意が必要。ポトフや煮込みなどで使う際は3~4本で十分ですよ!
デザートや焼き菓子
クッキーやケーキに使用されることが多く、クリスマスシーズンに大活躍!
●クローブパウダーを生地に練りこんで焼き上げます。
●特に、バニラを使った焼き菓子の生地に混ぜて焼き上げる事で、お互いの香りを引き立てあってより一層美味しくなるのでオススメです。
●また、フルーツとも相性がいいのでコンポートや焼きリンゴにも。
見た目もなかなか可愛いです。
ドリンク
インドのマサラチャイ、西洋のホットワインなどドリンクにも。
●簡単に取り入れたいときは☞お好みの紅茶にパウダーを一振りするだけ!
いつもの紅茶に風味がプラスされてワンランクグレードアップします。
コーヒーに入れても◎です!
おいしい!レシピ集

クローブ香るコクうまビーフシチュー
クローブの香りがアクセント!寒い季節に嬉しい逸品です!!
【材料】( 4人分)
- 牛肉(シチュー用):500g
- 玉ねぎ:1個(みじん切り)
- にんじん:2本(乱切り)
- ジャガイモ:2個(乱切り)
- トマトペースト:大さじ2
- ビーフブロス:500ml
- 赤ワイン:200ml
- クローブ:4~5粒
- ローリエ:1枚
- 塩コショウ:適量
- オリーブオイル:大さじ2
【作り方】
1. 大きな鍋にオリーブオイルを熱し、牛肉を焼き色がつくまで炒めます。
焼色付きましたら肉を取り出して、別皿に移します。
2. 同じ鍋に玉ねぎを入れて色が透明になるまで炒めます。
玉ねぎ炒まったら、にんじんとジャガイモを加えてさらに炒めます。
3. トマトペーストを加えて全体になじませます。
次にビーフブロスと赤ワインを注ぎます。
4. クローブとローリエを加え、牛肉を鍋に戻して塩とコショウで味を調えます。
5. 鍋に蓋をして弱火で1.5~2時間煮込みます。
肉が柔らかくなり、野菜が煮えるまでじーっくりコトコト煮込みます。
6. クローブとローリエを取り除き完成!
クローブは結構クセがあるので…!最初は少量で試してしてみてください!
(昔、入れすぎて大変なことに…。)
クローブとオレンジのホットワイン
クリスマスにピッタリなホットワイン!クローブとオレンジの香り身も心も温まります。
【材料】( 4人分)
- 赤ワイン:750ml
- オレンジ:1個(薄切り)
- レモン:1個(薄切り)
- シナモンスティック:2本
- クローブ:10粒
- 砂糖:大さじ2
- 水: 100ml
【作り方】
1. 大きめの鍋に赤ワイン、水、オレンジ、レモン、シナモンスティック、クローブを入れます。
2. 砂糖を加え、中火で加熱します。煮立たせないように注意しながら、約10分間加熱します。
3.クローブを取り除き、マグカップに注いで温かいうちにお召し上がりください。
ノンアルコールで作る場合はワインの代わりにオレンジジュースやグレープジュースでも◎
クローブ風味のキャロットケーキ
クローブの風味がキャロットケーキにベストマッチ!ティータイムのお供に最適。
【材料】( 8人分)
- 小麦粉: 200g
- ベーキングパウダー:小さじ1
- ベーキングソーダ:小さじ1/2
- 塩:小さじ1/2
- シナモン:小さじ1
- クローブ(粉末):小さじ1/4
- 卵: 2つ
- 砂糖:150g
- 植物油: 120ml
- バニラエッセンス:小さじ1
- にんじん(すりおろし):200g
- くるみ(刻んだもの):100g
【作り方】
1. オーブンを180℃に予熱します。ケーキ型に油を塗り、粉をふります。
2. ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩、シナモン、クローブを混ぜ合わせます。
3. 別のボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて泡立て器で混ぜます。さらに植物油とバニラエッセンスを加えてよく混ぜます。
4. 3にすりおろしたにんじんとくるみを加え、混ぜ合わせます。
5. 4に乾いた材料を少しずつ加え、さっくりと混ぜ合わせます。
6. 生地をケーキ型に流し込み、オーブンで約40~45分焼きます。竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。
7. ケーキを冷ましてから型から取り出し、お好みでアイシングをかけてお召し上がりください。
★クローブホールは1回の使用量が多くないので、こちら1つあればだいぶ長持ちします。
★料理に日常使いするならこちら!気密性が高い瓶タイプなので香りや品質が保ちやすい!
※プラスチック容器はクローブの精油成分でプラが溶けちゃう恐れあり!「ガラス瓶」で保存を!
歴史

クローブの歴史はとても古く、紀元前200年には中国で使用されていたという記録があります。
インド、ヨーロッパでは口腔清涼剤や胃腸薬、殺菌や消毒などに用いられ、重要な役割を果たしていました。
冒険家マゼランが探し求めた幻のスパイス
- 中世ヨーロッパにおいてクローブは非常に高価で貴重なスパイスとされ「富と権力の象徴」でもありました。
- 中国商人によって「絹」などとともにスリランカ経由でもたらされ、6〜7世紀ごろに貴族の間で珍重されました。
- その後も、中国商人はクローブの原産地を隠したまま貿易を続けて利益を独占していたのですが、「大航海時代」に入り、原産地が明らかになるとスペイン王がポルトガルの冒険家である「マゼラン」と「セラーノ」へ未知の航路である西回り航路による香辛料諸島の探索を命じました。
- 1520年マゼランとセラーノの一行は「マゼラン海峡」を発見し太平洋横断に成功。
- この航海によってマゼランはフィリピンのセブ島にて戦死という非業の死を遂げてしまうのですが、残された船団は苦難の末に香辛料諸島(モルッカ諸島)に到着し、出航からなんと3年もかけてスペインへクローブを持ち帰ることに成功しました。
- このとき持ち帰った「クローブ」「シナモン」「ナツメグ(メース)」などのスパイスはスペインに莫大な利益をもたらす事に。
- 一方、スペインの交易で賑わっていたアラビア、ベネチア、ペルシャの街は衰退の一途をたどる事に。
祭事や政事にも
中国の漢の時代では、宮廷の官史が天子に政事(まつりごと)を奉上するときは1本のクローブを口に含み、吐息を清める香薬として用いていたそう。神聖なものとして使われていたんですね。
他にもクローブやシナモンを寺院や教会で火にくべ、空気を清める香煙としても用いられていました。
日本では
8世紀にペッパーやシナモンとともに正倉院の御物に奉納されています。
日本にもだいぶ前から伝わっていたスパイスなんですねぇ。
フルーツポマンダー

昔西洋で魔除けにも使われていたポマンダー。
クローブをレモンやオレンジに挿し、シナモンパウダーを振りかけて乾燥させた匂い玉のこと。
現代では「幸運を運んできてくれる」お守りとして親しまれています。
室内やトイレなど自然の芳香剤にもピッタリ!
殺菌効果・抗菌効果により害虫よけにも効果バツグン!
作り方も簡単ですごくいい香りです。
ただしオイゲノールには刺激性があり、イヌ・ネコなどにとっては有害ですのでペットを飼われている方は注意が必要です!
▼フルーツポマンダーはコチラを!▼
【※この記事は約3分ほどで読めます🍊】 自由研究にピッタリ! 親子で一緒に作れる!スパイスクラフト「フルーツポマンダー」のご紹介! みなさん「フルーツポマンダー」って聞い ...
親子で一緒に楽しめる!スパイスクラフト【フルーツポマンダー】
おわりに

圧倒的な香りと「健康&美容」効果をもつ「クローブ」!小さなお花のツボミに『秘められたパワー』。実に奥深いスパイスですね!
料理やドリンクはもちろん、アロマセラピーから歯医者さんまで(!)実に幅広く活躍しているスパイスです。
自然の力で「健康・美容に対する多くの効果」が得られるのは素敵ですよね。
☆健康⇒「抗酸化作用、抗菌作用、消化促進、抗炎症作用、血糖値調整、免疫力強化、心臓の健康維持」
☆美容⇒「エイジングケア、肌トラブル改善、肌の炎症の軽減、美白効果、髪の健康促進、引き締め効果、血行促進」
さすが世界4大スパイス…!
日々の生活にうまく取り入れ「健康と美容」の充実したスパイスライフをお楽しみください!
(虫さんが苦手な方にもオススメ!ベランダにあるミニハーブ園でも効果絶賛発揮中です。併せてポマンダーもクラフト乾燥中です。いい香り!)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
参考文献
●エスビー食品株式会社、藤沢セリカ 監修『ハーブとスパイスの図鑑ミニ』マイナビ出版, 2018年12月
●川崎寛也 著『味・香り「こつ」の科学 おいしさを高める味と香りのQ&A』柴田書店, 2021年9月
●川手鮎子 著『心も体もやさしくととのう 漢方養生の手帖』学研プラス, 2017年
●木村美紀 著、三本隆文 監修『皇帝の漢方薬図鑑』じほう, 2014年
●杉山卓也 著『漢方を仕事にしたいと思ったら読む本』秀和システム, 2019年
●主婦の友社 編『スパイス&ハーブの使いこなし辞典』主婦の友社, 2009年8月
●スチュアート・ファリモンド 著、辻静雄料理教育研究所 監修『スパイスの科学大図鑑:香りの効果的な引き出し方や相性を徹底解明』誠文堂新光社, 2021年3月
●丁宗鐵 監修『はじめての漢方手帖』世界文化社, 2014年
●日本漢方養生学協会 監修『全改訂版 薬膳・漢方検定 公式テキスト』実業之日本社, 2021年
●武政三男 総監修『大人時間を味わう たのしいスパイス絵本』日本文芸社, 2022年5月
●ファミマ・ドット・コム『はじめてのスパイス便利帖』エディング, 2014年12月
●メディアパル『はじめての漢方手帖』マーブルブックス 企画・編集, 2013年12月
●メディアパル『はじめてのハーブ手帖』エディング 企画・編集, 2013年6月
●やまねこ舎『ハーブ・スパイスの辞典』成美堂出版, 2013年
●Mohammadi Nejad, S., Özgüneş, H., Başaran, N.「Pharmacological and Toxicological Properties of Eugenol」Turkish Journal of Pharmaceutical Sciences, 14巻2号, 2017年, p.201-206